エアコン”つけっぱなし”が安い説。条件次第で高くなるって知ってた?

エアコンって付けっぱなしの方が電気代の節約って本当なの?

2018年10月15日電気・ガス・水道

最近良く目にする「エアコンつけっぱなしの方が安くなる」という裏技のような方法。電気代をケチらずに日常生活をより快適に過ごせる!と感じた方もいるでしょうが…

電力会社や家電メーカーの策略と感じた人も多いはず。だって、つけっぱなしの方が電力消費量は上がりそうだし、電気代の安いエアコン!なんて触れ込みをすれば売上伸びるでしょうし。

人のアドバイスを勘ぐってしまう小さな人間なので、つけっぱなしが本当にお得なのか?納得するまで調べてみました。

つけっぱなしで本当に安くなるのか?

本当なら自宅でエアコンをつけっぱなしにし、1年後の同じ月と比較しなければなりませんが、さすがに面倒なので「ダイキンさんが検証した実験」を参考にさせてもらいました。

日中の時間帯は「つけっぱなし」が勝利

日中の時間帯は「つけっぱなし」が勝利出典:ダイキンのつけっぱなし検証

ダイキンさんの実験によると、日中(9:00~18:00)の時間帯に関しては「つけっぱなし」の方が電力消費量が少ない結果に。

そうなった理由は、外気と室温の温度差が大きいほど運転開始時のパワーが必要となるからだそうです。確かに、自動車でも信号待ちを繰り返す一般道より、回転数にあまり差のない高速道の方が燃費良いですからね。

夜間の時間帯は「こまめに入り切り」が勝利

夜間の時間帯は「こまめに入り切り」が勝利出典:ダイキンのつけっぱなし検証

夜間(18:00~23:00)の時間帯は、エアコンをつけっぱなしにするより「こまめに入り切り」する方が電力消費量は少ない結果に。

外気温の低下で運転開始時のパワーが日中ほどいらなった模様。その為、こまめに入り切りしても外気温と室温の差が小さく、消費電力量を抑えられたと考えて良いでしょう。

この結果から分かる通り「つけっぱなしが安い説が100%正しい訳じゃない」ということ。そのことを理解しておかないと…

この人のようになってしまうかも。

一応、一日中つけっぱなしにした実験もしていたので、誤った知識で電気代が高騰する前に正しい使い方を覚えておきましょう。

一日中つけっぱなしだと電気代は高くなる

一日中つけっぱなしだと電気代は高くなる?出典:ダイキンのつけっぱなし検証

一般家庭を想定したうえでエアコンを「つけっぱなし or こまめに入り切り」した実験では、「こまめに入り切り」した方が電力消費量を抑えられたそうです。

特に30分以上の外出時、18時を過ぎてからの差が大きくなっています。あまりにも暑かったり寒いとき以外は、つけっぱなしにせず節電を心がけた方がお財布に優しいかもしれませんね。

伝助

日々の天候や外気温は変動するので、ダイキンさんの実験通りにいかないこともあります。とはいえ、つけっぱなしが安い説は条件次第で崩壊するのは間違いです。

それに、資源は限りあるもの。電力会社の情報操作?に惑わされず、正しい使い方で電気代を安くしましょう!

電気代を安くできる裏技

「エアコンつけっぱなし」を有効活用すればそれなりの効果は見込めそうですが、その他にも電気代を安くする方法はいくつかあります。

古いエアコンを最新モデルに買い替え

古いエアコンを最新モデルに買い替え

「つけっぱなしなどで節約するとしても、10年以上前に買ったエアコンでは無意味」という噂。ツイッターなどでも論争になっていることが多い問題なので、ちょっと掘り下げて調べてみました。

すると、エネチェンジ(電力サイト)さんに面白い記事を発見!15年前、10年前、最新エアコンの消費電力及び電気代が比較されていました。

15年前のエアコン 消費電力は1080W
1時間あたりの電気代は29.16円
10年前のエアコン 消費電力は755W
1時間あたりの電気代は20.39円
最新のエアコン 消費電力は605W
1時間あたりの電気代は16.34円

15年前と最新モデルでは消費電力及び電気代に倍近い差があり、15年前のエアコンを買い替えると年間23,000円以上の節約ができるそうです。

もちろん、最新のエアコンを買うのにお金が必要ですが、10年ぐらい先のことを考えれば悪くない出費だと思います。また、最近のエアコンはデザイン性に優れたものも多く、なにより”効き”が半端ないですからw

サーキュレーターや扇風機は必需品

サーキュレーターや扇風機は必需品

エアコンを使うときに絶対おすすめなのが「サーキュレーターまたは扇風機」です。上記画像は自宅で使っている商品ですが、導入前と比較すると以下のような違いを感じています。

POINT

  • エアコンの効きが倍以上早い
  • 自動運転時の「強風」から「弱風」になるまで一瞬
  • 気温が低めの時は送風だけで十分

サーキュレーターを合わせて使用すると、これまで行き届かなかった空気を部屋中に循環してくれます。その結果、26℃を28℃に変えても涼しさは変わらず、約20%の電気代を節約できるとされています。

数千円程度で売っているので是非お試しください。

電気プラン及び電力会社の変更

上記に紹介した2つだと出費が伴うので抵抗があるかもしれませんが、一切お金を払わず”超簡単”に節約する方法があります。

1.電気の契約プランを変更

契約変更などしていない場合、どの時間帯に電気を使用しても同じ料金単価が適用されています。その契約を見直すだけで大幅に削減できてしまうことがあります。

下記はあくまで例ですが…

  • 沢山電気を使う人向け
  • 日中より夜間の使用量が多い人向け
  • オール電化住宅向け

電力会社によって様々なプランが用意されており、電話やインターネットで簡単に変更手続きが可能です。契約している電力会社に問い合わせれば教えてくれるので、気になる方は一度確認されてみては如何でしょうか。

2.電力会社を切り替える

電力自由化が施行され、あなたの好きな電力会社(新電力)に切り替えられるようになりました。

ミーハーな私は既に複数回切り替えておりますが、今のところ損したことは1度もありません!しかも、こういった手続きが苦手な方でも、電気の検針票さえ用意すれば5分程度で手続きが完了します。

まだ切り替えていない方にこれだけ言っておきます。

伝助
あなたの地域を独占していた電力会社(東電・関電など)に無駄な電気代を払い続けますか?たった5分で年間20%ぐらい削減できるのに…。

電気の切り替えについては以下の記事で説明しているので、こちらではこの辺にしておきます。気になる方は是非ご覧ください。

まとめ

「エアコンつけっぱなしでも安くなる説」を信じていた方は意外と多かったのでは?

ダイキンさんの検収実験で”正しくない噂”だったことが明らかになり、こまめに入り切りするのも必要だと分かりました。ネットで話題となっている噂には誤った情報も沢山あるので、信用する前にちゃんと確認しましょう!

電気代と安くするためにしたことで高くなったら意味ないですからねw